大地震 忘備録も兼ねて2018-09-10

6日午前3時7分。
携帯の警報が鳴るのとほぼ同時に始まり、
すぐにガツンとくるような、肩をつかまれて強く揺さぶられるような、
何かに掴まっていないと転げてしまう揺れでした。

収まったところで周辺の確認。
電気をつけようとしたところ点かず、すぐに停電になっていました。
懐中電灯を探し、娘の部屋へ。
・・・・・・こんな揺れでも爆睡してました。
寝てる周辺には、落ちて凶器になりそうな物がないのでそのままに。
とりあえず落下物や転倒したもの、壊れたものがないのは救いでした。

明るくなるまで2時間。朝が来るのが遠い気がするほどでした。

懐中電灯がいらなくなるくらいになって、改めてチェック。
家電やPC周りも問題なし。

見えないこの先の備えと、自宅周辺の確認を兼ねて、近所のコンビニへ。
店内の棚はかなりズレていました。
商品はだいぶなくなっていましたが、少し購入。
カセットコンロを使って温めるものやカップ麺など。
レジを待っている間、一度震度4くらいの揺れが来たときは、
心臓がバクバク・・・・
8時になり、旦那さんが近くにいる部下と会社へ。
SEはこういう時に行かないといけないんだよね・・・

その後、私は近所の大型SCへ。
長蛇の列&入場制限で、4時間並びました。
人生でこんなに並んだの初めて。
一緒に並んでいた赤ちゃんを抱っこしてるママは、離乳食が欲しいとのこと。
手作りしてるからレトルトなどがなく、停電が長引いたときのためにと。
おっぱいが欲しくてぐずったときには、私を目印にしてもらい、
自宅が近いというので行ってもらいました。
30分くらいで戻ってきて、いろいろお話しました。
私も、長い時間待つのは辛かったけど、話し相手がいてくれてよかったです。

店内は停電の影響で薄暗く、通路のワゴンにあった商品を、
半分手探りで探してカゴヘ。
ペットボトル飲料や缶詰、食パンやリンゴやバナナを買いました。


旦那さんの会社は13時半には電気が復旧。
でも、うちはまだでした。
何より怖かったのは、この日の夜。
マンションの非常灯も消えてるので、辺りが暗いというより黒い。
結婚式でもらってきたキャンドルにアルミホイルでリフレクターを作り、
光を少し広げただけで充分明るいくらいの暗さって・・・

何もできないので8時に就寝。
そして日付が変わるころにいきなり家の中が明るくなりました。
ただ、周りのマンションや道路はいつまでも暗いまま。
ここだけポツンと点いた感じです。

7日

そのまま朝まで周辺は点くことがありませんでした。
水道は、直圧式なこともあってか一度も止まったり弱くならず、
いつも通り使うことができました。
浴槽の水を洗濯機に移し、お湯を足して、まだ復旧しない友達を呼びました。
体をきれいにしたり、お湯につかりリフレッシュも大事です。

電気が戻ったので、私はいつもの仕事を。
こういう時は在宅でよかったかも。

20時頃から周辺のマンションにも明かりが灯り始め、
信号や街灯も点き始めました。
22時くらいにはほぼ周辺は復旧した模様。

8日

状況把握をしようと、旦那さんと周囲1㎞四方くらいのお店を、
歩いて見て回りました。
車がないのでガソリン探しの必要はないけど、その分歩かないといけないのは
ちょっと大変だったかな。

この段階で必要なのは、再びの停電への備え。
ラジオを聴けるプレーヤーは単2電池。ないんだなこれが・・・
ヤマダ電機でやっと見つけました。
カセットコンロ用のボンベは、新生児が生まれた知人に分けたので、
予備があと1本。
これは、今のところ入手できず。

ホームセンターで転倒防止の突っ張り棒を見たけど売り切れ。
隣の市場では、イナダの刺身が売っていたので購入。
生鮮品を口にできるのは貴重です。
晩御飯にありがたく頂きました。

9日

近所の大型SCは一部休業のところはあるけど全館開けたので行きました。
飲食店は半分以上休業。火曜日から再開の予定。
開けているところでもメニューを限定しての営業でした。

100均で食器棚の扉のロックと中の棚のシートを購入。
ワイングラスは念のために出して、箱にしまいました。
小さな棚だけど、他の食器も壊れなかったのが幸いでした。
そこにクッションを兼ねてシートを敷いたのです。
キッチンの扉は、強い力に簡易ロックが作動したから開かなかったみたい。

食品は、そうめんやお蕎麦などの乾麺を買いました。
カップ麺より場所を取らず、保存もきくので。

当日は、怖かったのかちょっとご飯を食べてはクローゼットに隠れていた
dolceも出てきて、やっとくつろいでくれました。
でも、強めの余震にはやはり逃げています。
安全な所へ行ってくれるなら、まずはそれでいいです。

10日

地震の後から娘の学校は休校です。
週明けの今日も。明日は午前授業。明後日から通常の予定です。
買っておいたものがあったり、水道が止まることなく使えたり、
電気の復旧が比較的早かったからか、娘の危機感ゼロです。
予定の校外学習が中止になったり、スイミングや英語が休みになり、
とにかく『ひま~~~~~~』を連発です。

電気が戻ってから目にする映像は、想像を絶するものばかり。
それを見ても『ふ~~~ん』な娘にはイラっとしてしまいました。

私は市内の、それも知ってる地域や友達が住んでる地域に近いところが、
液状化や陥没の映像を見て、心配でならないです。
みんなとは連絡ついてますが、この先も心配です。

震源に近いところは景色が一変していて、心が痛いです。

物流が滞り、空っぽになってる棚や冷蔵・冷凍ケースを見ると、
大量に廃棄しているだろうということも辛いです。
生鮮品であれ、冷凍食品であれ、それを収穫したり、生産したり、
届けてくれた人たちの思いがあるはずだからね。

だからこそ、今の買い物は必要最低限にして、
たくさんの人に広く渡るのも大事だと思いました。

多少の揺れは我慢しますから、どうか静まってください。
被災されている方々が、少しでも早く日常を取り戻せますように。

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